ガレット・ブルトンヌ、「ブルターニュ風ガレット」です。フランス・ブルターニュ地方は良質の塩と乳製品が特産品として有名で、このガレットブルトンヌも有塩バターを使うところが特徴になっています。お店でもガレットは見かけますが、黄色っぽいものは塩が入っていないものだと思います。これはこれでおいしいですが、ふつうのクッキー的な味になります。塩が入ると焼き色が濃くなり、独特のぽろぽろ感が出ます。ずいぶん昔になりますが、トゥールダルジャンのお店でこれを買って初めて食べた時の印象が忘れられず、この味を求めて試行錯誤してきました。今回は明治有塩バターを使いましたが、塩分が足りないので更に塩を加えています。


材料(5cm径のもの40〜50個分)

有塩バター・・・・・・・450g
塩・・・・・・・・・・・・・・小さじ3/4
粉糖・・・・・・・・・・・・300g
卵黄・・・・・・・・・・・・4個
薄力粉・・・・・・・・・・450g
ベーキングパウダー・・大さじ1/2


器具

5cm径のセルクル(生地にはめた状態で焼くので、一度に焼く数の分必要)、
ボール、木べら、ゴムべら、めん棒、ラップ、クッキングシート


準備

バターは室温(25℃程度)に置いてやわらかくしておきます。冬場など室温が低い場合は、電子レンジを使ってしまうのですが、この場合、液状に溶けるまで加熱しないよう注意が必要です。
粉糖はふるっておきます。薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。


やわらかくなったバターをボールに入れ、塩を加えた後、木べらを楕円に回しながら練ります。少しかためのポマード状になるまで練ります。

粉糖を、5回くらいに分けて入れます。1回入れるごとに木べらで充分に混ぜます。木べらを早く動かしすぎると空気が入るので、多少ゆっくりめに混ぜる感じ。
ボールの周りについた生地を、ゴムべらで取ります。これも粉糖を入れるたびに行います。

卵黄をときほぐしたものを、3回程度に分けて入れます。粉糖と同じように1回入れるごとに木べらで混ぜ、ゴムべらでボールの回りをきれいにする。を繰り返します。

卵黄を混ぜ終わった状態。

薄力粉にベーキングパウダーを加えふるったものを、半分加え、木べらで切るように混ぜます。

残りの半分の粉を加え、良く混ぜます。

できあがり。ラップで包み、冷蔵庫にいれ一晩寝かせます。

2日目。
30cm×30cm程度のラップを机に置き、その真ん中に生地を置きます。更にその上に30cm×30cm程度のラップをかけます。 ラップの上からめん棒で押したりたたいたりしながら、生地をやわらかくします。

めん棒で、1cmくらいの厚さまで延ばします。
上のラップをはずし、セルクルで抜きます。セルクルごと焼くので、セルクルから生地をはずさないように。

クッキングシートを敷いた天版に、生地付きのセルクルを並べます。
オーブンで焼きます。うちのオーブン(ガス高速オーブン)の場合、160℃、40分程度。

焼けたらさまします。焼き色はだいぶ濃くなります。

断面がこのように真ん中まで焼き色が付き、かつ空気の目が入った感じになれば、温度と時間が適正だったことになります。表面だけ濃い色で、中が白っぽい場合は温度が高すぎです。
焼いた直後はまだ本当の味になっていません。3日目くらいからが食べ頃かと思いますので、ちょっと我慢です。